これまた久々

インフルエンザで仕事を休んでいる間に、ふとしたきっかけでおそらくmixi以前のオフ会のことを思い出すことがあった。mixi以前……というのも、mixiを検索してみて該当する記述がなかったためわかった事実であり、実のところ、いつの話であったかはもはや定かではない。

ただ、とある掲示板に書き込む仲間で意気投合したかなにかで、梅田で集まろうとなり、それにのこのこ出ていったらなんだかとんでもなくヲタワールドでドン引きしたという記憶があるだけ。いったい何人ほど来ていたのだったか?記憶では3人とかいう寒い状況で、すぐお開きにしようとなったような……その反面、なんかカラオケ屋で歌った記憶もうっすらと。きっかけとなった知人によれば、人数はもっと多くて、そのときに彼女と私は同席していたということになるのだが……まったく覚えていない。そしてそれからそのメンバーのなかで起こったことなど、知る由もないのだ。

mixiより古いのは私のばあい、ここだ。

が、ここにもそんなエピソードはなかった。もっと前なのか。

最初に買ったMacからサルベージしたMOにあった当時のメール受信箱のデータを見る。1997年。大好きな彼のメールがある。大雪の日に友達と東京の友達の家に押しかけたことをわびるメールも出てきた(笑) そして一番、残っていそうなものを発見。それは、なんとフロッピーに纏められたダイアリー。おそらく一年分もないのではないかと思うのだが、Macを買って日記を再開し、フロッピーに保存していたのだった。

当然、そんなもの、開かない。

気を利かせてMOに移したものはさきほどの受信簿のように読めるけれども、それとて風前の灯火。いま、MOドライバが生きているのと、対応したMacOSをいまだ使っているからこそ可能だったわけで、MacOS9が走るMacが逝ってしまえばもう、拾う手段は永遠に失われてしまう。

感覚的にいうと、なにか、ここにきて細く長く繋がってきた記憶の糸がぷっつりと、切れているところがあって、それこそがMacの有無、ネットの有無、そんなところに関係している気がしている。阪神淡路大震災でピッチを持ちはじめ、しばらくしてネットをはじめMacを買い……このあたりで使っていたハードが寿命を迎えデータとともに天寿を全うして、記録が途絶えた。はたして人間の記憶がかような外部要因に左右されていていいものであろうか(笑)